garden
misato ban+shinya furui exhibition
<終了しました。ありがとうございました。>
2005/10/29〜11/6 12:00-20:00 reception party 10/29(sat)19:00
川の中に浮かぶ「中洲」が気になってしょうがない。
それは、街の中を流れる川に浮かぶ野生。
どこからか飛んできた植物や生命が息づき、
外界と遮断されたユートピア、平和的世界となっている。
人の手が届かない、近くになりながら存在を忘れられた中洲は、
庭や公園といった人工的な緑から飛んできたタネを育て、
無人の庭を再現している。
近くて遠い。
伴美里は、その絶妙に保たれた自然と人間との距離感を
作品の中に取り入れて、自然の存在を意識させる。
人は自然や大きな生命体の一部であるということを喚起したい。
そんな想いを込める。
古井真也は、中洲を日常の中のユートピア=ソファに見立てることで
自然と人間との距離感をよりリアルに感じさせる。
中洲は遠いようで近い、gardenなのかもしれない。
伴美里(ばん・みさと)
「自然と日常の心地いいバランス」をテーマに
ペインティングを中心とした作品を描いているアーティスト。
白昼夢的とも言うべき作風は、彼女自身の魅力とも相まって、
見る人を現実とも想像ともいえない世界へと惹き込みます。
本展は昭和シェル現代美術賞受賞後に5年間のアントワープ、
ロンドンでの活動を経た伴美里の帰国後初のエキシビションとなります。
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