男性2人による花と舞踏の即興パフォーマンス
1. 21 ( sat. ) 18:00 open 19:30 start  当日の模様
出演:TAKAYA(フラワーデザイナー)・金野泰史(舞踏家・俳優)
企画
プロデュース: POINT
<終了致しました。ご来場ありがとうございました。>

おどる花
先日、渋谷の雑踏を歩いていたら
人混みから花々がびよーんと飛び出して、ゆらゆら揺れて遠ざかっていった。
よくよく見るとそれは誰かが抱えた大きな花束でした。

翌日、テレビを見ていたら 美しくまとめられた花々が空に弧を描いて高く高く飛んでいた。
ひゅーんと着地していく先には着飾った女性がいてキャッチ。
絵に描いたようなシーンの中で、それは花嫁が投げるブーケでした。

その夜、飛んだり揺れたり、まるで踊っているかのような花に心を奪れた。
夢でした。

そして翌朝、確信したのです。
いつもはテーブルの上に、ひざの上に、 静かに冷静に、やさしくそっと、大事に大切に置かれて
あるいは手渡され、心を落ち着かせて眺める花は充分美しいものだけれど、
欲が出てしまった私は、さらに動いている花を見たくなってしまいました。
びよーんと飛び出して、ゆらゆら揺れて、ひゅーんと飛ぶ花。 そう、まるで踊っているかのような。
花と舞踏の組合せ。 まさに「おどる花」の実現です。

企画:POINT 諏訪綾子

TAKAYA <フラワーデザイナー>  http://takaya.boo.jp/
1975年 滋賀県生まれ。 1990年 パティシェの修行をスタート。
1993年 製菓衛生士免許取得。
1995年 フレンチの世界へ。 1999年 京都・知恩院前に「Pooh's cafe」をオープン。
2002年 カフェと平行してフラワーデザイナーとしての活動をスタート。
2004年 『Flower Designer ・TAKAYA』設立。
2005年 COVENT GARDEN CLUB 公演「雪下生花店」出演。
ORIGINAL HEAD DRESS 『びび』をスタート。展示会「Summer Cllection 2005」を大阪にて開催。
アンティーク着物・ややとのコラボレーションイベント『花衣華(かいか)』を京都、東京にて開催。

会場では翌日にPOINTで開催されるTAKAYA flower order store の展示も
一部ご覧いただけます

金野泰史 <舞踏家・俳優>
1998年より俳優養成所・空想スタジオアトラクターズにて演劇を学び
小竹林早雲の指導、演出のもと数々の演劇公演に出演。
2003年より元藤あき子ワークショップに参加し、舞踏をはじめ数々のイベントに出演。
2004年、目黒大路主宰 "NUDE" に加わり、「skin」「自分が殺される日サン・・・」に出演。
ソロ活動として、2005国際芸術カーニバル [PAC]、Made in Japanロシア・ドイツ公演に出演。
その他、イベントへの出演やソロパフォーマンスを行い
自身の研究する身体感覚に基づいての表現を追い求めている。