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本展示は終了致しました。ご来場ありがとうございました。


会期:2008 年4 月1 日(火) - 4 月13 日(日)
時間:12:00-20:00(入場無料)
会場:ギャラリーPOINT
協賛:株式会社 東芝

プレスリリース→ 
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※会場で一部のオリジナル作品を販売致します。



<作品紹介>
ストリートカルチャーから生まれた壁画活動全体を「グラフィティ」と一括してしまうことが多いなかで、
他に類をみない自由な表現で、通行人の歩む足を止めて、多く人の心に見過ごせないインパクトを残してきたKAMI の壁画。
彼は今までに都市の中で表現してきましたが、
展示を含めたペインティングの多様性を積極的にプレゼンテーションしてきた希有なアーティストです。

その大胆な構成力と独自性は1999 年以降に、まずは海外から認められました。
国際的アーティスト集団「Barnstormers」に初期オリジナルメンバーとして参加し、
屋外・屋内に印象的な壁画を発表して話題となりました。
その後は2003 年以降、パートナーのアーティスト、sasu と共同プロジェクトHITOTZUKI を結成し、
彼女との共同制作を通じて 多くの国々に作品を残しています。

また、昨年末のArt Basel Miami Beachでのグループ展参加を経て、
コンテンポラリーアートシーンからも既に高い評価を得ています。
国内に於いても2005 年に水戸芸術館での「X-color」展に参加。
近年では2007年の千歳烏山区民センターへのHITOTZUKIとしての巨大壁画制作を経てより彼自身の創造の
可能性を広げ続けています。

今回のKAMIの個展「The resurrection」はKAMI単独の国内個展としては2001年以来7年ぶりとなり、
2008年以降の新作を壁画とキャンバス作品を含めて展示する予定です。  POINT古井真也


<作家コメント>
繰り返し回り続ける、生まれる! また繰り返す、さらに回転して、またやり続ける。
それしかできなくてもいい、それでもまた繰り返す、もっと回転する、昨日よりは一歩前へ、明日はもっと大きく、また繰り返す。
まだ見ぬ先に向かって、進歩への一歩をイメージする、すべては自分次第で、すべては可能だと、そして回し続ける。
自分にとっての繰り返しの意味は透明の螺旋階段を上っているような気分だ。
真上からの視点だと回転してるだけの繰り返しに見えるが、横からの視点だと周を増すごとに上へ向かって上っていく。
一周目より二周目、三周目と上を目指して表現して行く事で経られる変化や、それを継続して進む自分自身が、
”生きる”という長い螺旋階段を上っている自分を反映していると思っている。 アーティスト KAMI


<プロフィール>
KAMI(カミ)
京都生まれ、東京在住。
スケートボードを始めとするストリートカルチャーから派生した自由な精神性と軽快な構成力。
そして、生まれ育った京都の伝統性や情感溢れる自然風景に強く影響をうけた「対比と反復」を特徴とする 大胆かつ精緻なペインティング。
フリーハンドで描くグラフィカルなラインワークと、パワフルな抽象性をもって確固たるスタイルを築き上げた。
その表現活動の場は壁画、キャンバス、ライブペインティングと、あらゆるシーンを超えており多彩。
なめらかでいて深く力強い作品は観る者の心を捉えつづけている。
KAMI website


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