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伴美里 展覧会

本展示は終了致しました。ご来場ありがとうございました。
伴美里 展覧会  beautiful scapes
ビューティフルスケイプイス
会期/2008年9月14日(日)- 9月28日(日)
レセプションパーティー/9月14日(日)19:00-21:00
会場:gallery POINT

本展に関するお問い合わせ  展覧会プレスリリース→ 
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        “misato” 1100×805mm Oil on linen 2008.© misato ban

<作品紹介>
都市生活者であり自然の一部でもある我々が、癒しへの憧れを感じ
自然に対し融和したいと感じる時、その間に介在する「到達出来ない距離」とは一体何なのでしょうか。
彼女の作品には、その謙虚な距離感が描き込まれています。
我々が融和へと到達しきれないある種の切ない魅力。それは観る者の想像力を彼方へと連れいくとともに、
白昼夢的なイメージとなり私たちの心の中心にやわらかな波動を送り続けます。
本展「beautiful scapes」は、金沢美術工芸大学在学中に、昭和シェル現代美術賞グランプリ受賞し、
卒業後アントワープ王立芸術アカデミー、ロンドン大学付属スレード美術学校において学び、
日本へ帰国後、POINTで開催された2005年の「garden」以来3年ぶりの待望の展覧会となります。
ぜひこの機会にご高覧下さい。



<アーティストコメント>
これまで「眺め」のなかに植物や自然の存在感をみて呼応し
感化され人々やまわりとのバランスを見て描いて来ました。
時には、さらに、私の中に映るものが入り込んでくる事もありました。
今回は、それよりはむしろ、自分の周りに実際に存在している
今生きる友人などの私と親しい人々に焦点が当てられます。
それは、私が、時には擬人化されて見いだされる植物の生きる姿と
同じようなものを友人たちの中に見るということが私の中に芽生えたからです。
前回下北沢で行われたCascadeShowerと同様に、存在を強くイメージする事で
現代の漠然とのしかかる不安や恐れを受け入れ内なる優しさとともに 強くありたいという思いです。
伴美里

<プロフィール>
1977年 石川県 白山市に生まれる。
1998 年 金沢美術工芸大学在学中に「昭和シェル現代美術賞」グランプリ受賞。
卒業後、ベルギーアントワープ王立芸術アカデミー
Byam Shaw School of Fine Art( 現Saint Martins College Of Art and Design) にて学ぶ。
2004 年 ロンドン大学付属スレード美術学校美術学科修士課程にてM . F . A 修得( Professor, Bruce Maclean)

その後、ロンドンにてグループ展・企画展等参加し、日本へ帰国。
2005年 g a l l e r y P O I N T にて人間と植物の関係性を表現した作品シリーズ「g a r d e n 」を発表。
2006年 金沢織物会社とのシリーズ「Hakusanensis」で図案を担当。
2007年 青参道アートフェア参加 gallery POINT より作品展示。
2008年 gallery Source にて滝をモチーフにした作品シリーズ「cascade shower」を発表。
101TOKYO Contemporary Art Fair 2008で、gallery POINTより作品展示。
伴美里ウェブサイト

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