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Ly(リイ) 展覧会 "PILED UP"
会期:2009年7月10日(金)-7月25日(土)
時間:12:00-20:00
会場:gallery POINT

レセプションパーティー 7月10日(金曜)19:00-22:00

本展に関するお問い合わせ 


”眼を凝らしてよく見ると眼の前にはさまざな生き物が蠢いています。
これはリイが見た、リイの生き物が行き交い、混じり合い、重なり合うそれぞれの世界。
それは夢でもなくて、妄想でも空想でもない、リイと生き物が一緒にいるというひとつの世界です。”_Ly


作品紹介
gallery POINTでは7月10日から7月25日(土)の10日間、Lyの展覧会"PILED UP"を開催します。

Lyの世界を形作るのは、彼女の深層に生まれては消えて行く儚い景観です。
フリーハンドのラインとモノクロームペイントによって描かれた性器を携えた軟質な生き物達。
夜生まれて、狂騒と分裂増殖を繰り返し、紙上を抜け出てゆっくりとこちらに向かってくる。
彼女の作品を見ているとつい、そんな錯覚にとらわれます。

2007年11月の初個展「ワールズエンド」以降、コンスタントに壁画やライブペインティングなどの
パフォーマンス性の高い作品を発表してきました。今までにまさに夥しいほど描かれてきた生き物達は
彼女の心の底に沈殿してやがて複層的となりここに新たな断面を生み出しました。
次回、
展覧会"PILED UP"では性と死を包み込む世界を描くモノクローム・アーティストLyの新しい世界にご期待下さい。
gallery POINT/古井真也





"SLEEP WALKER"  8600×2100mm/mural/ラフォーレ原宿 WALL/2008


"描く音"  3600×1820mm/live performance/東京大学 工学部 2号館「iii Exhibition 10」/2008

プロフィール
Ly(リイ)
1981年東京生まれ。彼女の内面世界に登場する生き物達が織りなす景色を、連鎖的に構築して絵画として表現しているアーティスト。
角の生えた奇妙な生き物や男性器を携えたクリーチャー、生まれては増殖してゆっくりと消去っていく儚い世界観が特徴。
一見すると、まずは本人の性と生、そして死の世界観が見て取れるが、さらには現代社会に蔓延するディスコミュニケーションや
性差などのボーダーをマージナルに行き来することへの憧れなど。 作品からは隠されたメッセージが散見できる。

2007年
新国立美術館 SFT GALLERY 「TOKYO」
新世紀エヴァンゲリオン放映10周年記念企画 exhibition EVA AT WORK gallery POINT

2008年
個展「ワールズエンド.」gallery POINT
ライブペインティング"描く音" 東大工学部2号館 iii Exhibition 10

2009
資生堂「よむ花椿」ギャラリーページに紹介
point of view企画"きのこコネクション"LIVEPAINT(asobi/表参道ヒルズ)

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